柱は高く敷地も広く 来場者は3割増加【人が集まるブース特集】

カミオジャパン(大阪市)
東京インターナショナル・ギフト・ショー

▲高さ制限の6メートルいっぱいまで立てた柱に商品を展示した

 「どこよりも高い柱を立てよう」。そんな思いから作られたのは「東京インターナショナル・ギフト・ショー」に出展した文房具・雑貨販売のカミオジャパン(大阪市)だ。高さ6メートルの柱を立て、梁(はり)を渡し、レインウエア、傘、ランチボックスなどの商材を展示した。

 「ギフト・ショー」には毎年出展しているが、前回、隣のブースが高さ規制いっぱいの6メートルまで作り込まれていたことから、3メートル程度だったカミオのブースは埋没してしまった。その反省からブースデザインを担当するインターデザイン(大阪市)にできるだけ高いブースを発注した。それに合わせて、敷地も拡大し8小間にした。結果的に、ブース来場者は前年から3割増えた。

 初出展の際はブースが3小間だったが、以降6小間にしたところ来場者が6割程度増加したことから、展示ブースに力を入れることの意味を実感した。昨年、隣のブースに埋没した苦い経験から、ブースの高さを今回は6メートルの梁を使用するデザインにするとともに、8小間まで小間数を広げた。この結果自社ブースは大いに目立ち、前年よりも来場者が3割増となった。

 打ち合わせは昨年9月の秋の「ギフト・ショー」が終了した直後から始まった。前回の反省点を洗い出し、半年間かけてやり取りを重ねた。「知り合いのブースと似ていたが、我が社の方が広くデザイン料は安価だった。費用は抑えてもらっている」(上野学さん)

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