語る手記(16)

 
  • 2018/3/5

 「燃え尽きた。悔いない」惜しまれながら引退した桑田真澄さんの背中には、常に「18」が刻まれていた。1986年に読売巨人軍に入団し、2007年にはピッツバーグ・パイレーツとメジャー契約を果たした。怪我に苦しみ、長い不調で苦しみ抜いた野球人生だったが、背中に浮かぶエースナンバーの輝きは今も忘れることができない。

 記憶にも、記録にも残る18日間だった。韓国の平昌オリンピックが今日で閉会を迎える。獲得したメダルの枚数は98年の長野大会を上回り、冬季五輪史上最多となった。日本中が楽しみ、悲しみ、喜びあった18日だったが、今は4年間をこの舞台のために戦い続けた269名の選手の健闘を称えたい。

 先日、幕張メッセを歩いていると、東京オリンピック開催までの日数を刻む電光掲示板が目についた。あと880日。その日の栄光を夢見て、選手たちは今も戦っている。

 桑田さんが巨人軍を去る直前にスポーツ誌の取材に答えている。「逆境でも頑張る。それも18番の仕事だと思う」。同じ人間として、この4年を頑張ろうと思う。逆境にも負けず、金色の栄光を求めて。


国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

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