新型コロナ感染拡大以降、MA利用を本格化【リード獲れた?】コネクティ(東京都新宿区)
- 2021/7/13
- DX(デジタルトランスフォーメーション), オンライン営業, 新型コロナウイルス関連記事
『Connecty CMS on Demand』
コネクティ(東京都新宿区)
集客の柱はウェビナー、広告、SEO記事ページ
ウェブサイト制作やクラウド型コンテンツマネジメントシステム(CMS)を提供するコネクティ(東京都新宿区)は、ウェビナーの登壇により新規見込み客情報を獲得し、MA(マーケティングオートメーション)ツールの運用で商談設定に導き営業成果を上げる。ウェビナーに登壇する月は200~300件の見込み客情報を得る。新型コロナ感染拡大以降、オンラインの営業体制を見直したことが成果につながった。
以前は、問い合わせに対する架電、既存顧客からの紹介等で新規顧客を獲得していた。コロナ下以降、他社が開催するウェビナーに積極的に登壇し、2021年3月には、親会社のエイジア(東京都品川区)と共催でオンラインイベントを行った。商材との親和性が高いテーマの視聴者は高い確度で成約につながっており、今後も自社でウェビナーを開催する予定だ。
獲得した顧客情報は、マーケティング担当がMAツール『BowNow(バウナウ)』(クラウドサーカス・東京都新宿区)を使ったメールマーケティングで商談に促し、営業担当につなぐ。新型コロナ以前もMAを導入していたが、使いこなせていなかった。本腰を入れて運用をはじめると、マーケティングと営業部門が連携して動けるようになり、営業活動の効率化が進んだ。
記事コンテンツページ等の集客施策も、見込み客情報の獲得につながっている。ウェビナーに登壇しない月でも、100件程度の情報を獲得する。コロナ下の顧客からの問い合わせも、「ウェブ集客の強化」を求めるものが大半だ。
MAをさらに使いこなす体制作りに力を注ぐ。マーケティングと営業の連携をさらに深め、成約件数の増加を目指す。「これまで使っていないものを始めることには戸惑いも多い。既存業務とどう折り合いをつけるかが試案のしどころ」(長田将和さん)
【サービス提供先企業の声】
三城ホールディングス(東京都港区)
三城ホールディングス(東京都港区)は、コネクティのクラウド型ウェブ制作ツール『Connecty CMS on Demand』を導入した2020年5月以降、実店舗「パリミキ」の来店予約数が1カ月で2倍に、売上高が1割増加した。プログラミング言語の知識がなくてもページを更新でき、要望に合わせて運用方法のサポートを得られたことが成果につながったという。