日本人のイメージは「律儀」 毎年出展する中国メーカー

  • 2018/4/7

▲礼徳新エネルギー江蘇の儲平一氏。普段は中国にいるが、月に一度は日本を訪れ、クライアント企業へ営業しているという

日本人のイメージは「律儀」 毎年出展する中国メーカー

「PV EXPO」に今回5回目の出展となったのはアルミ材、太陽光パネルを生産する礼徳新エネルギー江蘇(中国・江蘇省)だ。現在20億円の売り上げのうち、20億円が日本との取引だ。社長が「日本人びいき」であることから優先して市場を開拓している。

東南アジア、オーストラリア、アメリカなどで世界各国で取引はあるが、同社の日本人への好感度は特に高い。理由は「律儀」「約束を守る」という信頼の置ける国民性だ。日本エリアの営業担当・儲平一氏(27)は「支払い期日についてこれまでに守られなかったことはない」と断言する。
他国は期日に遅れてしまうことや、実際に支払われない事例も時々あるのが現状。約束を守ってくれる日本人は信頼の置けるパートナーとしてその存在が際立っているのだ。

日本に初出展した時からブース施工や手続き、運送といった全てを代行する北京の運営会社に委託。運営会社スタッフは期間中ブースの営業活動も手伝ってくれた。

日本の取引先は現在10社程度で、展示会を中心に販路拡大に注力する。儲氏を含めて3人が日本を担当しており、それぞれが月に1度は日本に訪れ、展示会で手応えがあった企業へアフターフォローなどをする。


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国際イベントニュース 編集部 有馬 圭吾

2017年1月入社。全国賃貸住宅新聞でシェアハウス等を取材。18年1月から国際イベントニュースに異動。国内展示会と農業、食品、医療、健康分野のツーリズムを担当。

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