展示会名:第5回 AI・人工知能EXPO 春(NexTech Week 2021 春内)
会期:2021年4月7日(水)~9日(金)
会場:東京ビッグサイト 青海展示棟
主催:リード エグジビション ジャパン
出展者数:約270社
来場者数:1万3641人
出展者層:AI・アプリ・ソフトウェア開発、メディア、コンサルティング、家電メーカー
来場者層:ブロックチェーン、AI開発、製造業、カメラメーカー、警備会社
同時開催:第2回 ブロックチェーンEXPO 春、第1回 量子コンピューティングEXPO 春

▲複数の出展者が予想していたよりも来場者がいると口にした「AI・人工知能EXPO」

 AI関連の技術・サービスが集まる展示会「AI・人工知能EXPO」には、AIやブロックチェーンの関係者、製造業が集まった。生産性の向上ができる商材として、AIを自動作成するプラットフォーム、教師データ作成サービスが関心を集めた。リモートワークの普及でデジタル化が進んだことや、新型コロナウイルスの影響でブロックチェーンの需要が増加したことで、出展者の多くは想定より多くの来場があった。

▲展示会には初出展だが、会場内で一番の来場者を集めるブースとなったMatrix Flow(東京都台東区)

 AI構築のプラットフォームを展示したMatrix Flow(東京都台東区)には、金融や製造業の関係者が来場した。データサイエンティストが不要で、AIを自動で作成できる点に関心を寄せる人が多かった。「300人と商談し、1900部の資料を配布できた。初出展だったが、予想以上に注目を集めることができた」(加藤潤一COO)

 AI・ITを活用するコンサルティングサービスを展示したブレインズコンサルティング(東京都中央区)には、生産性の向上を目指す製造業が集まった。需要の予測や、省力化して本業に注力したいといった声が寄せられた。「最近は、属人化している業務を自動化したいという相談が多い。予想より多い1日100人と名刺交換、400人と話ができた」(早水良さん)

▲テレワークの普及でデジタル化が進むと話したFastLabel(東京都品川区)

 AI開発の教師データ作成サービスを展示したFastLabel(東京都品川区)には、メンテナンスや自動運転の関係者、製造業が訪れた。品質管理をAIに置き換えたり、手書きデータをデジタル化したりする問い合わせが増えた。「生データを教師データへ変換する技術は、海外の方が進んでいる。日本の企業であることに来場者の関心が集まった」(鈴木健史さん)

 仮想通貨の情報メディアを運営するCoinPost(東京都千代田区)、アプリ開発のLinks(東京都港区)が共同出展したブースには、AI関連の担当者や仮想通貨の投資家が来場した。昨年と比べて、ブロックチェーンに興味を持つ人が増加し、活用方法を模索する来場者が目立った。「アプリは1週間で、予想の3倍以上のダウンロード数だった」(Sonny Wangさん)

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