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海外からの出展企業10社超~サイン&ディスプレイショウ~
- 2018/10/5
- サイン&ディスプレイショウ, デジタルサイネージ, 広告・販促・印刷, 建築・設備・建材, 東京ビッグサイト(東京国際展示場)
▲フジタ(京都市)が作った、トイレの男女表示を樹脂で立体的に示す案内板
第60回サイン&ディスプレイショウ2018
・会期:8/30日(木)~9/1(土)
・会場:東京ビッグサイト西2
・主催:東京屋外広告美術協同組合
・併催展示会:第53回関東地区連広告美術コンクール
・出展者数/出展小間数:128社/324小間
海外からの出展企業10社超~サイン&ディスプレイショウ~
看板、印刷、広告業関係者の展示会「サイン&ディスプレイショウ」にアジアから10社超が出展した。中国・台湾・香港から出展しており、海外出展企業の数では中国が一番多かった。主催の東京屋外広告美術協同組合(東京都墨田区)は中国向けのプロモーションを行っておらず、出展企業がホームページや口コミで調べて出展申し込みをしたようだ。だが、日本語が分からない人が多く、事務局も中国語や英語対応ができないため、苦労があったという。
日本の出展者からは、「今年は来場者の数が盛り返した」いう声が多く聞かれた。数年前まで、ビッグサイト西館すべてを使っていたが、昨年は西1だけになりここ数年は縮小傾向を感じていた出展者が多かったようだ。
ミマキエンジニアリング(東京都品川区)のブース来場者はサイン・看板業者が7割で、印刷関連が1~2割だった。名刺獲得数では一日250人くらいで昨年と同程度だが、会場全体で見ると「昨年より多くなっているように感じる」(柄澤優奈さん)という。
学校教室の廊下側にクラス名を表示するサインでトップシェアを持つフジタ(京都市)の髙井慶一さんも来場者の増加を感じた。設計事務所や看板製作会社が多く、金物資材販売会社の姿も見られたという。少子化の影響で教室用のサインも受注が減っていることから、トイレの男女表示を樹脂で立体的に示す案内板を展示した。
木彫り看板を出展したアート清水(山形県山形市)には、看板製作関係者が多く集まった。全国チェーンとの仕事も多く、飲食店など全国に商品を納めているという。
4m×3.8mの大型LEDパネルを展示したアクシア(東京都台東区)は、今回初出展だった。建築デザイナーや広告関連の
来場者が多く、カタログが二日で500部以上出たことに今泉秀幸社長もまずまずの手応えを感じていた。
デジタルサイネージを展示したキヌガワ・パック(東京都板橋区)も一日150枚程度の名刺交換した。カタログ一式を持っていく来場者の姿も見られた。
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国際イベントニュース 編集部 後藤 豊
2017年全国賃貸住宅新聞社入社。「国際イベントニュース」企画開発部所属。インバウンド集客に必要な商材、海外に進出する企業向けサービスを中心に情報収集。趣味は読書。自宅に溜め込んだ蔵書は4500冊を越え、かねてから妻との懸案材料となっている。
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