- Home
- 「メディカルクリエーションふくしま」 福島発、医療機器メーカーを世界へ
227社が出展、3820人来場
(一財)ふくしま医療機器産業推進機構(福島県郡山市)は10月25~26日、ビッグパレットふくしま(同)にて13回目となる医療機器設計・製造展示会&最新技術セミナー「メディカルクリエーションふくしま2017」を開催した。
福島県内外や海外の医療機器製品メーカー、関連部品を製造する227社・団体が出展し、来場者は2日間で3820人だった。同展は県内外にある高い技術力を持つ企業の医療機器分野への新規参入促進を目的に2005年に発足した「うつくしま次世代医療産業集積プロジェクト」の取り組みの一つとしてはじまったものだ。医療機器関連メーカーによる最新医療機器の展示と、メーカーと地域の製造業の技術交流の場として、年々注目を集めているという。
近年は、ドイツや韓国など海外からの出展も増えている。今年はタイの医療機器メーカーが出展し、セミナーも実施。閉幕後、この企業に技術を売り込みたいという日本企業を紹介しつなげたりもした。
メディカルクリエーションふくしま2017実行委員会事務局の菅野高弘氏は「これまであまり交流のなかった関西圏の医療機器関連企業と、東北地方の高い技術力を持つ企業とのマッチングにも力を入れたい」と話している。
国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。