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カネク 会期後に1週間居残り 名刺交換した企業を訪問
- 2018/6/7
- ジェトロ(日本貿易振興機構), 食品・飲料
▲カネク(東京都青梅市) 加藤稔二マネージャー(45)
Summer Fancy Food Show
わさびが主力の加工食品メーカー、カネク(東京都青梅市)は、米国東海岸最大級の高級食品見本市「Summer Fancy Food Show」に、JETROのジャパンパビリオンの中で、これまでに8回出展した。15社程度がまとまるジャパンパビリオンに出展するには、毎回行われる選考を通過しなければならない。「これまでの勝率は65%」(加藤稔二マネージャー)
海外展示会に参加する社員は1人か2人だ。来場者の取りこぼしがないように、込み入った商談は行わず、できるだけたくさんの人と名刺交換する。その代わり、展示会の会期が終了してから1週間程度現地に滞在し、脈のあった企業を訪問する。「顧客の熱が冷めないうちに会うことが大事だ」と語る。
アメリカと欧州に5年前からわさびを輸出する。海外売上比率は現在1割程度。多くの競合が進出するアジアでは、韓国との取引がわずかにあるだけだ。価格が安い中国や台湾のメーカーと競合するためそれほど力を入れていない。
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国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。
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