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【日本ホビーショー】フラワー業界から10社初出展
- 2018/6/1
- 日本ホビーショー, 東京ビッグサイト(東京国際展示場)
▲4月26~28日、東京ビッグサイトの東4~6ホールで開催された
【日本ホビーショー】フラワー業界から10社初出展
服、アクセサリー、インテリア雑貨などを手作りする、手芸愛好家のイベント「日本ホビーショー」に、花を扱う企業10社が初出展した。昨年のホビーショーに花の業界団体が訪れ、主催の日本ホビー協会との間で交流が始まったのがきっかけだ。オイルを入れた瓶に花を入れたインテリア雑貨「ハーバリウム」が、昨年夏ごろから流行したことが追い風となり、出展者のワークショップに多くの来場者が集まった。
花業界も新しい市場を探していた。昨年、業界団体が来場したのは、ホビーショーのポスターに、バラやヒマワリなどの花が大々的に使われていたからだ。「ハーバリウム」のように花を使った手芸は昔からあったが、手芸と花の流通経路が異なるため、業界をまたいだ交流は少なかったという。
ホビーショーの出展スペースは、数年前から完売が続く。「minne(ミンネ)」や「Creema(クリーマ)」といった、手作り商品を集めた販売アプリの流行で、作り手と買い手、双方の市場が拡大した。ホビーショーもこの市場を積極的に取り込んできた。来場者の中には韓国や中国など、近隣国からの来場者も見られた。ホームページやリーフレットは外国語に対応しておらず、主催のホビー協会も、どのようにして来場したのか把握していないという。「何組かブースにやって来ていた」と(Triton中野友加里代表)は話した。
前売りチケットの売り上げ増
日本ホビー協会は、1500円の前売り入場チケットを5000枚販売した。昨年よりも1カ月早く売り切れた。有料前売りチケットに、招待券よりも1時間早く入場できる特典をつけたことが要因だ。
「人気のワークショップに参加したい来場者が、入場受付で行列となっていた」(横山泉事務局長)、特典はこの回避策として設けられた。今年も一部の受付で行列ができたが、昨年に比べ大きく軽減されたという。
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国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。
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