ラグビーWC 経済効果4372億円

ラグビーWC 経済効果4372億円

2019年に全国12都市で開かれる「ラグビーワールドカップ」について、大会組織委員会は開催による経済波及効果が4372億円に上るとの試算を発表した。大会を目的とした訪日外国人客は40万人を超える見込みで、全国各地の観光産業にも追い風となる。

新日本有限責任監査法人と共同で試算した。大会に参加する国数が増加しているほか、開催期間が44日間と長期にわたることから、高い経済効果をもたらす見込みだ。

会期中の国内外の来場者による消費に加え、スタジアムなどインフラ整備費用や運営費用など直接効果は1917億円にのぼる見込みだ。

11年にニュージーランドで開催された際には147万人が来場していたが、今回の日本開催では交通環境が良好なことや参加国数が増加していることから、150万人超が来場するとみられている。

警備や工事、運営など開催に関わる雇用創出効果は2万5000人以上にのぼるとみられており、大会に合わせて全国各地で地域の観光をPRする企画なども実施される予定だ。


おすすめ記事

ラグビーW杯を知ろう

スポーツで地方に人を集める仕組みをつくる【スポーツと地方創生】


p1050331 国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

新着記事

  1. 2022-3-22

    バーチャルオフィスの利用急増 oVice、提供開始から1年半で利用数2000社に

  2. 2022-3-18

    第43回 2年ぶりの日本への帰国 厳しい検疫を体験【今日の中国】

  3. 2022-3-8

    展示会からウェビナー営業に切り替え コストダウン・二次利用可で「費用対効果高い」【リード獲得100本連載】A・R・P(神奈川県秦野市)

  4. 2022-3-3

    DMM.com、2022年度も約60業種のオンライン展示会を開催【オンライン展示会】

  5. 2022-3-1

    認知向上のため新聞に広告出稿、DMMオンライン展示会では93社にリーチ【リード獲得100本連載】 画屋(大阪府豊中市)

  6. 2022-2-17

    オンライン営業が一般化 ウェビナーやウェブ広告からリードを獲得 @関西 総務・人事・経理Week

ページ上部へ戻る