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ラグビーW杯を知ろう
- 2017/10/26
▲ラグビーW杯組織委員会の本田祐嗣氏が登壇した
2019年に日本で開催されるラグビーW杯について、組織委員会スタッフが登壇するトークセッションが、9月26日、セレスポ( 東京都豊島区)サステナブルイベント研究所の主催で開催された。登壇したのは組織委員会で戦略・レガシー部長を務める本田祐嗣氏だ。
本田氏は、土木関連の設計監理者、リスク管理のコンサルタントという経歴から、大会スケジュール作成に関わるようになる。大会運営の経験値を持つ人が周りにもない中で、各国のナショナルチームとキャンプ地の調整、ボランティアスタッフの確保と教育、選手や機材の輸送手段の確保といった課題を解決していく実態について話した。大会運営にはボランティアスタッフが6000人必要となることがわかっており、その確保が急務となっているようだ。
レガシーについては、「大会終了後に市民の間でラグビーが生活の一部となり、楽しむ人が増えることを目指す」と話し、開催地や周辺キャンプ地を中心に地元の協力が不可欠だと話した。
W杯は2019年9月20日~11月2日まで、12都市で開催され、決勝は横浜国際総合競技場で行われる。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。