デザインから施工まで担当者が一括管理【イベント人物図鑑】アシストクリップ
- 2016/11/19
- イベント人物図鑑
アシストクリップ(東京都品川区)の年間施工数は200件で、半分はデザインから関わり、残りは施工のみを請け負う。
1案件ごとに担当者がつき、全ての業務を行う。図面を引きながら、予算管理、当日の現場監督、案件によってはキャンペーンスタッフの手配もする。
「施工を理解しなければ、コストに見合ったブースのデザインは難しい」と岩野栄一郎社長は話す。同じように見える机でも、数センチの違いで、原材料の数が異なることもあるからだ。反対に、同じ費用でも、角度や色を変えることで見栄えを変えることもできる。
ブース設営をきっかけに、オフィスや店舗デザインの受注も増えた。今後は展示会以外の分野も拡大したいと話す。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。