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DIYショー11万人が来場
▲会場は多数の人でにぎわいを見せた
狙うは男性顧客 特設展が活況
(一社)日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会(以下、日本DIY協会:東京都千代田区)が主催する「ジャパンDIYホームセンターショウ2017」が8月24~26日、幕張メッセで開催された。475社1088小間が出展し、来場者数は前年比約3000人増の11万769人だった。
同展はホームセンターが取り扱う日用品やDIY用品が一堂に会する住生活総合展だ。仲卸業者やバイヤーのほか、一般消費者の来場も多い。近年はテレビなどでDIYが幅広く取り上げられていることから、女性やファミリーでの来場も増加しており、来場者数を伸ばしている。
今年は特別展示コーナーとして、男性をターゲットとした「男の工房」を設置した。ガレージハウス風の特設コーナーの中でレザー用品のクラフト体験、溶接・丸太の切断を体感する企画がおこなわれた。
工具販売のKTC(京都市)はファミリー来場者をターゲットに、ねじ状のブロックをつなぎ合わせる玩具「ねじブロック」の体験会を実施した。同社は「子供の来場も多い展示会なので、親子で遊んでもらえるように工夫した」と話しており、多数の来場者でにぎわいを見せた。
主催の日本DIY協会は「DIYは日曜大工というイメージから男性が取り組むものというイメージが強かったが、近年は女性層の取り込みに力を入れる企業が多かった。そのため、同展でも女性をターゲットにした企画を続けてきたが、今年はさらに上質なDIY体験を求めるユーザーを増加させる狙いから、男性向けの特設ゾーンをつくった」と話している。
国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材。