体感でしか伝わらない“音”を売る @ 賃貸住宅フェア 2016 in 大阪

 
  • 2016/11/1
▲「ネット販売は一切行わない 」と話す山崎富保さん

展示会販売専業で特別感を演出

 「この商品はイベント会場でしか売らない。ネットやテレビでは、音質が伝わらないからだ」 

 そう語るのは、コンパクトオーディオシステム『EX-B3』の販売を行うコスモサウンド(東京都新宿区)の山崎富保さんだ。年間約50件の展示会に出展しているという。

 価格は約30万円。特徴はチェリー材の木材チップを使用した吸音性で、クリアな高音を生み出し、音の解像度を高めている。

 年間生産量は80~100台程度。すべてイベント会場で売り切るという。後日、来場者から「売ってほしい」と言われても、決して販売しない。「欲しければ、次のイベントに来場してほしい」と伝える。強気な販売戦略だが、毎年、在庫は残らず完売する。

 「ブースの造作はどのイベントでも一緒。客引きはせず、立ち寄ってくれた顧客にのみ商品を説明する。強気に見られる販売方法だが、実際に音を感じてもらえるイベント会場だからこそ、顧客は自然とやってくる」という。

 10月13~14日に開催された「賃貸住宅フェア 2016 in 大阪」では2日間で8台分を用意し、6台が成約した。「持ち越した分は次のイベントに回す。焦って売り切ることは絶対にしない。イベントでの販売しかしないことが、ブランディングになる」と語る。

展示会名:賃貸住宅フェア 2016 in 大阪
会 期:2016年10月13日(木)~14日(金)
時 間:10時~17時
会 場:インテックス大阪
入場料:無料
主 催:全国賃貸住宅新聞社


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国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平

2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

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