繊細なルーティーンワークが得意な750万円の人型ロボット @フードファクトリー

展示会名:フードファクトリー
会期:2016年9月28日(水)~30日(金)
会場:東京ビッグサイト 東展示棟
主催:(一財)食品産業センター、(公社)日本食品衛生協会

▲100社200台がこれまでに出荷されている

 橋梁工事の川田建設(東京都北区)を親会社に持つロボット製造のカワダロボティクス(東京都中央区)は、人型ロボット『NEXTAGE』を製造販売する。

 工場内で繰り返し行われるような部品組み立て作業が得意だ。手のひら部分にあたるアームの先端を作業用途により変更できるため、対応業務の幅は広い。プログラムにより繊細な動きを繰り返すことができるため、多品種少量生産の現場に向いているという。

 販売価格は750万円。これまでに100社に200台が出荷され、大手両替機メーカーなどで導入されている。

 人型ロボットの開発を始めたのは、1999年のことだ。ヘリコプターの保守点検を行っていた航空事業部のエンジニアが、ロボット製作を始めたのがきっかけだ。

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