目立つ海外来場・出展[口コミ] @東京ゲームショウ 後編

出展者の口コミ、前編はコチラ


出展すること自体に意味

アクア(東京都中央区)

 イラスト制作の受注を目的に出展した。今回はソニーやコナミ、セガなど大きなブースがそばにあるため、人は多いものの当社のブースが目立たず、ほとんどの人が素通りしてしまう。出入り口付近にブースを構えた昨年の方がブース来場者は多かった。

 それでもゲーム会社とつながりができたり、広告会社からマンガやキャラクター制作の話を何件か頂いたりと収穫はあった。大満足ではないが、まあまあといったところ。さまざまな情報が得られたり、横のつながりができたり、認知度向上につながるので、目先の業績よりも参加すること自体に意義があるイベントだと思う。


ゲーム関連以外の来場者の姿も

ソフトギア(東京都新宿区)

 高速で大量のメッセージを処理するオンラインゲーム開発向けのサーバソリューションをPRした。主な目的は新規顧客の開拓。自動車関連の来場者など、ゲーム業界以外の人がヒントを探して来場するケースが目立ったと感じる。

 製品をバージョンアップし価格も下げたせいか、昨年よりも感触が良い。名刺交換は、私一人だけで100枚くらい。スタッフ全員分を合わせたら1000枚近いだろう。


名刺交換の枚数昨年の倍に

リンク(東京都港区)

 サーバー関連サービスを手掛けている。出展の目的は見込み客探し。実際、開発現場に携わる技術者と名刺交換することができた。昨年はビジネスデイ2日間で150枚だったが、1小間から2小間に増やした今年は名刺の数が倍増した。ブース前で集客する人と説明する人の役割分担を明確にしたのも名刺数の増加につながった。満足度は90点。


業界全体にチャンス

ピグミースタジオ(大阪市)

ビジネスデイは、提携先や海外PRへのパッケージ販売、パブリックデイはブランド認知が目的。最近は海外からの来場者が目立つ。ゲームのエージェントや、一部のデザイン・プログラムを請け負うといった売り込みも多い。日本人のゲームアプリの課金率が高いこともあり、特にアジアでは「東京ゲームショウに出たい」という熱が年々高まっていると感じる。

 モバイルゲームが伸びているが、家庭用ゲームのシェアも減っているわけではない。単純にゲームで遊ぶ人の層が増えた印象。そのぶん、海外メーカーも含めて業界全体にチャンスが増えている

出展者が挙げた競合展示会
コンテンツEXPO東京
2019年4月3日~5日
@東京ビッグサイト 
主催:リード エグジビション ジャパン

Next Marketing Summit
2019年 未定

BitSummit KYOTO
2019年 未定

CEDEC(セデック、Computer Entertainment Developers Conference)
2019年8月 詳細未発表
@パシフィコ横浜
主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会

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