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CSPI-EXPO 建設・測量生産性向上展2018
会期:8/28(火)~30(木)
会場:幕張メッセ 1・2、屋外展示場
主催:建設・測量生産性向上展 実行委員会
出展小間数:177社・団体/742小間
建設・測量生産性向上展初開催 大手揃い踏み次回は5月
建設・測量業界の機械や設備を集めた「CSPI―EXPO建設・測量生産性向上展2018」が幕張メッセで初開催された。主催は日本建設業連合会や全国建設業協会など、建設・土木関連の企業が集まる12の業界団体が参加する実行委員会方式をとっている。コマツ(東京都港区)、日立建機(東京都台東区)、コベルコ建機(東京都品川区)など業界トップ企業が顔を揃えた。来年5月に同じ幕張メッセで敷地を拡大して開催することが決まっているが、コマツは今年から12小間増やした45小間での出展を決め、日立建機も1.5倍に拡大することを決めている。
初回から出展企業が力を注ぐ背景には、建設現場の生産性向上を目指したICT活用「i―construction ((「ICTの全面的な活用(ICT土工)」等の施策を建設現場に導入することによって、建設生産システム全体の生産性向上を図り、もって魅力ある建設現場を目指す取組 出展:国土交通省i―construction))」を国土交通省が推進していることが関係する。「国交省管轄の工事を請け負う事業者は、i―constructionに基づいた工事を行わなければならず、工事業者が集まると判断をした」と日立建機営業統括本部の木村栄治氏は述べた。コマツのブースには2日目までで2100人が来場し、「最終日も1000人を超える勢い」(広報担当)ということだった。
出展者からは、「10年前まで開催されていた「建設機械と施工技術展示会(CONET)」の復活のようだ」という声も多く聞かれた。測量機器製造のトプコン(東京都板橋区)の販売会社トプコンソキアポジショニングジャパンの村石隆部長は、「2020年に向けたインフラ整備に向け、来場者にライバルメーカーが力を合わせていることを印象付けることができた」と手応えを感じていた。
環境展から出展を切り替えた企業も複数見られた。建機レンタルのアクティオ(東京都江東区)は、昨年までは環境展に出展していたが、学生や研究者の来場者が多く対象があっていないと判断した。CSPI―EXPOでは建機大手に次ぐ規模の大型ブースで出展したが、対象とするゼネコンの担当者と会うことができた。
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国際イベントニュース 編集部 後藤 豊
2017年全国賃貸住宅新聞社入社。「国際イベントニュース」企画開発部所属。インバウンド集客に必要な商材、海外に進出する企業向けサービスを中心に情報収集。趣味は読書。自宅に溜め込んだ蔵書は4500冊を越え、かねてから妻との懸案材料となっている。
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