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来場者の18%はラーメン従事者、経営陣も多数来場【外食ビジネスウィーク】
- 2018/10/3
- イノベント, 外食ビジネスウィーク, 東京ビッグサイト(東京国際展示場), 食品・飲料
▲会場のラーメン産業展エリアは、常に来場者が多かった
外食ビジネスウィーク
会期:8/28(火)~30(木)
会場:東京ビッグサイト 東
主催:外食ビジネスウィーク実行委員会(イノベント内)
出展社数:531社
構成展:第13回 ラーメン産業展/第9回 そば・うどん産業展/第11回 居酒屋産業展/第6回 カフェ・喫茶産業展/第2回 洋食レストラン産業展/第2回 ホテル・旅館産業展/第2回 飲食店繁盛支援展
来場者の18%はラーメン従事者、経営陣も多数来場【外食ビジネスウィーク】
だしの香りが会場を漂う
外食事業者向けの商材が並ぶ展示会「外食ビジネスウィーク」は、会場全体に出汁(だし)の香りが立ち込めていた。ラーメン産業展に出展する鰹節や調味料の販売会社が、ブースで調理した試食品を配っていたからだ。
13回目となるラーメン産業展がこの展示会の原点だ。主催のイノベント(東京都港区)堀正人社長も「当社における旗艦の展示会」と認めており、来場者に占めるラーメン店従事者の割合も18%と最大となっている。これとほぼ並ぶのが、居酒屋産業展に集まる人たちだ。
シャモを始めとする地域の特産品を展示した川俣町農業振興公社(福島県伊達郡)では、今回はホテル・レストラン関係者が多いと感じた。ブースに来た複数のラーメン店から「鶏ガラはないか」と尋ねられた。鶏ガラは国内全域で不足しているのだ。ブラジル産、タイ産の鳥はいい出汁が取れないため、国産の鶏ガラにこだわるラーメン店が増えているためだ。ヘルシー食としても人気だという。
海鮮食材の対馬水産(長崎県対馬市)では蕎麦店経営者のブース来場が多く、天ぷら用に穴子を使いたいという声が多かった。他の展示会に比べ個人店のオーナーが多く、これから開業を控えた人も多かった。
ポスティング代行会社のフットワークス(東京都新宿区)は、一風堂など大手飲食チェーンの本部担当や、飲食コンサルティングの担当者とも話ができた。初めての展示会出展だったが、見込みのある名刺を100枚程度獲得できた。
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国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。
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