インフルエンサーと組む前に10

第一回「私も彼らに憧れた一人です」
第二回ファンコミュニティのつくり方
第三回彼らのお金の稼ぎ方
第四回ヒカキン 視聴者目線で楽しむ天才
第五回福井に「聖地巡礼」起こしたYouTuber
第六回事務所
第七回広告の目的は何?
第八回東海オンエア 万人受けではない人気者
第九回インフルエンサーと組む前に

第十回のりごとー

VLOGと聞いて、ピンと来た人はかなりのユーチューバー通です。ブログを映像にしたものですが、海外のユーチューバーの間では、主流となっています。のりごとーさんは国内におけるVLOGの第一人者と言っていいでしょう。チャンネル登録者数は5.8万人ですが、これまで取り上げた100万超えのユーチューバーに対して、数ではない価値を生み出しています。注目すべきはその大半が大人たちだということです。他のユーチューバーと異なるのは、プロモーションではなくブランディング価値を持つ動画を提供しているということです。デザインやBGMの使い方など動画撮影や編集技術が高く、大人が見たときに格好が良い動画を見ることができます。

北海道旅行の動画では、行く先々の街の魅力が落ち着いた声で紹介されます。あるいは、のりごとーさんの部屋を舞台に行われるDIYの動画では、スマートハウス化に向けた彼の日常を垣間見ることができます。そこには明るく大きな声でテンション高く話す人の姿はありません。

ライフスタイルを提案する人

商品紹介の動画というと、性能を数字で紹介する内容がほとんどですが、のりごとーさんの場合は、商品を手に入れたことで得られた体験を伝えます。ライフスタイルの提案です。「すぐにできる収納法」や、「間接照明のコツ!」といったハウツー動画ともまったく異なるのです。

世界的に有名なVLOGERに、ケイシー・オーウェン・ナイスタット(Casey Owen Neistat)という人がいます。ニューヨークを拠点に活動し、チャンネル登録は900万人を超えます。過去には彼の若年層に向けた影響力を欲しがったCNNが、彼が設立したBemeという会社を買収したという逸話もあるほどです(彼はすでにBemeを退社したと発表しています)。彼の場合は、ストリートカルチャーとガジェット紹介を中心に、彼自身のライフスタイルを投稿します。ファーストクラスに乗った様子をVLOGにした動画は5000万回以上再生された人気の動画です。

有名ユーチューバーを起用する企業の多くは、プロモーションを目的としています。再生回数を増やすことにより露出を高めることによる成果を求めているのです。テレビの視聴率とまったく同じ尺度で成果を測っているのです。しかし、ブランディングを目指す場合は、再生回数やチャンネル登録数だけを追うのではなく、彼らのようなライフスタイルを見せるユーチューバーと組む方がいいと思われます。

▲boost(東京都港区)辻幸範社長(28) バンタンデザイン研究所中退後、ブランドプロデューサーの加藤信之氏に師事しアパレル、WEBサービス、各社のブランド構築に関わる。 SNS投票によるコンテストイベント「モテワンコンテスト」の企画者

▲boost株式会社(東京都港区)辻幸範社長(28)
バンタンデザイン研究所中退後、ブランドプロデューサーの加藤信之氏に師事しアパレル、WEBサービス、各社のブランド構築に関わる。
株式会社テクサの企画担当。
テクサのネットプロモーションを加速するための、SNS投票によるコンテストイベント「モテワンコンテスト」の発案者。
株式会社テクサ
HP:http://tekusa.co.jp
twitter:https://twitter.com/tekusacojp

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