医療機器用部材の販路開拓 ミタカ【海外展示会挑戦記】

  • 2018/6/17

ミタカ(埼玉県熊谷市)
@MEDICA / COMPAMED(独)、MD&M West(米)

▲展示会には普段アポイントを取れない相手と会えるチャンスがある。海外も日本も同じことだ

チャンスがあるから 挑戦を続ける

 半導体や電子機器部材を製造するミタカ(埼玉県熊谷市)は、2年前から医療機器用の部材を海外展開する。ロサンゼルスで行われる電子部品・医療機器・ヘルスケア装置などの展示会「MD&M West」には、日本貿易振興機構(JETRO)にサポートを受けて2年連続で出展した。昨年はドイツ・デュッセルドルフの医療機器加工技術・部品材料展「MEDICA / COMPAMED」に、埼玉県からブース費用と航空運賃の補助を受けて出展し、今年も出展が決まっている。

 2つの海外展示会に出展したが、今のところ成果は上がっていない。どちらの展示会も、開発者より生産技術担当者の来場が多く、部材メーカーの取引につながりにくかった。それでも海外展示会出展をやめる予定はない。

 開発担当者に会うのは国内においても簡単ではないのだ。「彼らは欲しいものがあるときだけ展示会にやって来る。こちらからアポイントを取ることは難しい」(新井一成さん)。目当ての商材を探しに来る開発担当者に会うためには、やはり展示会に出展するのがベストだという。

 海外展示会での課題は、言葉だ。英語を話すスタッフはいたが、突っ込んだ話ができなかった。「低コストで勝負するなら金額を提示するだけだが、品質で勝負するにはそれを説明する語学力は必須」(新井さん)

 海外進出を決めたそもそもの理由は、海外市場があまりにも大きいからだ。日本の医療現場でも医療機器は圧倒的に輸入品が主流だ。海外メーカーと取引できれば、一気に売り上げを拡大できる。障壁はあるものの、超えた先に大きなチャンスがあるからこそ、挑戦を続ける。


おすすめの記事
@国際モダンホスピタルショウ 2018 350社の出展を見込む

国際イベントニュース 編集部 坪田康佑国際イベントニュース フリー編集者・ライター 坪田康佑
20代後半から出版社に勤務。中小企業向けの経営情報誌「COMPANYTANK」元編集長を経て、40歳でフリーに。2017年から国際イベントニュース編集部にも参加。趣味は麻雀と競馬。学生時代は雀荘で働き、腕を磨いた。

関連記事

国内展示場小間数ランキング

ブース・人材・運営・サポート企業

今日の中国

医療インバウンド

日本全国DMO

グループ会社

全国賃貸住宅新聞社

ページ上部へ戻る