放送と通信の融合 出展過去最多

開催名:Inter BEE 2016(国際放送機器展)
開催日:11月16日(水)~18日(金)
会 場:幕張メッセ ホール2~8
主 催:(一社)電子情報技術産業協会

 Inter BEE(国際放送機器展)の出展者数が1090社、小間数で1926となり、過去最大の規模となった。放送と通信産業の融合が進み、映像加工ソフトやIT関連企業の出展が全体数を押し上げた。海外からの出展者も593社と6割を超えた。

 初出展企業の中には、アマゾンとマイクロソフトの名前があった。放送済みの映像データをサーバーで管理するためのシステムを展示した。検索しやすく保管が容易になるという。

 (一社)電子情報技術産業協会(JEITA・東京都千代田区)の高梨健一氏によると「ハードからソフトへ」展示の潮流は変わりつつある。映像ソフトがテープメディアからデータに移行される中で、映像加工が容易になった。これらの放送と通信を融合させるICT関連企業と、映像表現を扱うソフト会社の出展が伸び、前回に比べ100社150小間拡大した。

 放送技術では、8K・4Kといった高解像度放送技術への取り組みを展示する企業が目立った。

 放送業界の展示会では、欧州、米国、中国で開催されるものとInter BEEを合わせて、世界の、四大展示会というそうだ。

~取材メモ~
メサゴメッセフランクフルトが主催するインテリアライフスタイルでは、会場に設置された案内板ひとつをとってもデザイン性が高い。


国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎国際イベントニュース編集長 東島淳一郎

2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

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