世界の会議運営会社、東京へ @ IAPCOの年次総会

 
  • 2018/3/17
▲32カ国から102人のPCOメンバーが参加した

コングレ (東京都千代田区) 紫冨田 薫専務

 国際会議運営事業者(PCO)の世界的協会組織IAPCOの年次総会が、2月7~10日、東京で開催され、32カ国から102人が参加した。総会に合わせて、国内の4都市が参加者を招待する「Fam trip(ファムトリップ)」を開催し、会議開催候補地として地域をアピールした。

 総会の参加人数は過去最大だったことから、各国のPCO関係者の日本に対する関心度は高いようだ。「参加者の8割は初めての訪日だったが、比較的マイナーな観光地を訪問してから総会に参加した人が多くいた」(コングレ・紫冨田薫専務)。総会後のファムトリップに参加したPCOメンバーの中には、具体的な会議の開催案件の候補地を探すために訪れていた人もいたようだ。

 一方で、国際会議の招致におけるPCOの役割は、国内で会議招致の実務に就く関係者の間で、理解が進んでいない実情もある。外資系ホテルはIAPCOの日本開催が決定すると参加者の宿泊誘致にいち早く動き出したが、国内ホテルは後手に回る場面が多かった。アラブ首長国連邦の高級航空会社、エミレーツ航空は、IAPCOの参加者向けに割引搭乗券を用意している。

PCO(国際会議運営事業者)とは?
 国際団体や医薬学系の学会から、定期的に開催する会議運営を委託された事業者。予算管理や会議開催地の決定にも深く関わるため、会議の招致に力を入れる自治体、ホテル、会議場運営会社などが関係づくりに力を注ぐ。
 IAPCOは世界41カ国120社のPCOが加盟する国際的な協会組織。東京での年次総会開催は20年ぶり2回目で、コングレ(東京都千代田区)や日本コンベンションサービス(東京都千代田区)など、国内の協会加盟社と日本政府観光局(JNTO)などが協力して実現した。


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国際イベントニュース 編集長 東島淳一郎

国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。

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