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起業支援イベントを千葉県が主催
- 2018/3/1
- 創業支援・スタートアップ
▲受賞したINGENの櫻井杏子社長(右)と滝川伸輔副知事(左)
起業支援イベントを千葉県が主催
「県内で創業、もっと増えて」
千葉県が主催する「ちば起業家大交流会」が1月30日、幕張メッセで開催された。県内の起業支援を目的としたイベントで、ベンチャー起業によるビジネスプランコンテストが行われたほか、起業支援として企業・団体による相談会などが実施された。
ビジネスプランコンテストには薬剤開発のトリプレックス・セラピューティックス(千葉市)など5社が出場し、優勝はIT情報を使って畑の害虫対策を行うINGEN(インゲン・東京都豊島区)が受賞した。登壇した櫻井杏子社長は「プロジェクトはまだまだ道半ばで、今後も険しい道が待っているが、受賞できたことは大きな励みになる」と喜びを語った。
県がこうした起業支援イベントを開始したのは3年前のこと。千葉に縁を持つベンチャー起業家を集めた交流会を主催するほか、事業発表会を開いて投資家や支援会社を集めることで起業家の意欲を高めた。昨年には県内10カ所で交流会を開催し、数千名規模のネットワークをつくることができたという。
千葉県担当者は「全国で起業支援イベントが開かれるようになり多くの人が高い起業意欲を持つようになっている。しかし、千葉県は東京に隣接していることから、多くの人が東京に出て拠点を構えるようになっている。千葉県内にも高い起業環境が整っているということを多くの人に知ってもらいたい」と期待を込めた。
国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。
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