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- JASIS(分析機器・科学機器展)~出展者数過去最多
▲過去最多の506社1478小間が出展
ライフサイエンス分野が牽引
日本分析機器工業会と日本科学機器協会が主催する分析機器・科学機器分野の展示会「JASIS」が、9月6~8日、幕張メッセで開催され、過去最多となる506社1478小間が出展した。
生命の成り立ちを解明するライフサイエンス分野の出展が増えており、先端創薬、予防医学、先端診断、次世代ヘルスケア、フードサイエンス、細胞・再生医療などのテーマに企業、大学、公的研究機関が集まった。人体から得られる膨大なデータを生かすビッグデータ活用は、この業界でもキーワードだ。DNA解析による個人に合わせた創薬といった、これまでにない医療が生まれようとしている。
新技術を説明する「オープンソリューションフォーラム」では、「環境」「食品」「自動車」をテーマにセミナーや講演会が行われ、300席が満席となった。小川真由子展示会係長は「JASISでは分析機器・科学機器を通じて、最先端の技術や研究が形になっていく」と話した。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。