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スタジアム&アリーナ展
- 2017/10/12
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▲韓国のシートメーカー最大手ユニテックの担当者は、オリパラ関連情報を収集した
鈴木大地長官、川淵BリーグCM登壇
スポーツスタジアムの展示会「スタジアム&アリーナ展」に集まったのは、スタジアムを保有したり、建築を計画するスポーツチームや自治体の関係者だ。セミナールームでは鈴木大地スポーツ庁長官や、プロバスケットボールリーグBリーグの川淵三郎チェアマンによる座談会のほか、横浜DeNAベイスターズの岡村信悟社長、楽天球団の担当者がスタジアム経営について話した。また、2002年の日韓W杯でキャンプを誘致した新潟県十日町市も登壇した。
出展ブースにはスタジアムの座席シート、人工芝、防犯カメラなどのメーカーや、建設費用や会場運営の収支を計算するコンサル企業が並んだ。オリパラ、ラグビーワールドカップに向け日本のスタジアムビジネスに商機を見いだす海外企業も多く、会場には外国人ビジネスマンの姿が多く見られた。
出展企業の担当者たちは、オリパラ関連施設の情報収集に余念がなかった。設計図面は出そろっているが、どのメーカーの設備を使用するかを決める仕様に関する情報は、まだ大半が未定のままとなっている。
今年初めて出展した韓国の座席シートメーカー最大手ユニテックのシンケヴィンさんは、大型施設の設計を担当するゼネコン数社から見積もりの提出を求められた。「最後まで諦めない」(シンさん)
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。