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世界の王が呼びかけた野球教室 -8月に横浜で開催-
- 2017/7/10
- スポーツ・レジャー
▲記者会見に臨んだ王貞治理事長(右)と横浜市の林文子市長(左)
(一社)世界少年野球推進財団が主催する「第27回世界少年野球大会横浜大会」が、8月8~16日まで開催されるのに合わせ、王貞治理事長が記者発表を行った。
この大会は、世界から10歳と11歳の子供を集めて野球の基礎を学ぶ野球教室を主としている。王氏と米国大リーグで755本のホームランを打ったハンクアーロン氏の呼びかけにより始まったものだ。子供たちの参加条件に野球の経験は含まれず、事前に提出する作文により選考される。今年は日本から30人の小学生と、世界11の国と地域から各国5人ずつが参加する。
過去26回のうち、日本以外で行われたのは5回のみで、他は、国内の各都市で開催されてきた。今回は、2020年の東京オリンピックで野球とソフトボールの主会場になる横浜で初めての開催となる。
大会初日に、横浜スタジアムで開会式が開催され、その後野球教室は横浜市金沢産業振興センターで行われる。世界野球ソフトボール連盟から6人の講師が派遣され指導にあたる。
会見の場で王理事長は「参加する子供たちの瞳に魅せられて大会を続けてこられた。この大会をスタートとして、オリンピックが成功するように願っている」と話した。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。