- Home
- 記者の目(8)
記者の目(8)
- 2017/6/26
嘘が平然とまかり通るのがこの世の道理ならば、現代を悲観する必要はないかもしれない。リーダーの条件は、無いものを有ると言ったり、腐臭に蓋をかぶせることを子供にもわかるほどの滑稽さでやってのけることなのだ。庶民の正しい身の処し方は、それを見えないものとして受け流すことなのだろう。随分バカにされたものだ。核シェルターが日本でもよく売れているというが、金と時間に余裕があれば、それこそ正しい行動かもしれない。もちろん、こちらには余裕などどこにも無いが。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。