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小池都知事「仮設で対応」
- 2017/5/25
- ニコニコ超会議, ビッグサイト会場問題
▲小池知事は29日、「ニコニコ超会議」のトークセッションに参加し、ビッグサイトを巡る会場問題についてコメントした
小池百合子東京都知事は4月29日、幕張メッセ(千葉市)で開催された「ニコニコ超会議」の中で、ビッグサイトを巡る会場問題について「仮設で対応するよう、ちゃんと準備している」と話した。
会場で行われたトークショーの中でコメントした。女子高生やコスプレイヤーら5人の参加者の質問に答えるという企画で、参加した女性が「いつも楽しみにしているコミックマーケットというイベントがあるが、その開催に影響があるのではないかと心配する声があがっている。通常通り開催されるのか」という質問をしたところ、「(詳しい状況について)確認しておく。要は、仮設の会場を使う」と答えた。
その後、記者団による取材の中でも「出展者が困るという話もあるが、どう考えているか」との質問があがったが、深刻な面持ちで「よく皆さんの声を聞いていきたい」と述べるにとどめた。
五輪のメディア会場は、都と組織委が話し合った上で候補となる会場を選定し、国際オリンピック委員会の承認を受けることで決まる。都は招致時点から東京ビッグサイトをメディア会場とすることを決めていたが、展示会関係者らは強く反発している。(一社)日本展示会協会(東京都千代田区)は今年1月に小池知事に対して展示会が例年通り開催できるよう求める反対署名を提出していたが、小池知事による言及はなかった。
国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。