- Home
- 中小事業者の出展が中心[口コミ]@食と農の商談会 前編
中小事業者の出展が中心[口コミ]@食と農の商談会 前編
- 2020/6/23
会期:2020年2月5日(水)
会場:さいたまスーパーアリーナ
主催:埼玉りそな銀行
出展者数:129社
来場者数:4159人
同時開催:埼玉県農商工連携フェア
埼玉県内の食品生産者が出展する展示商談会「食と農の展示・商談会」。出展者は埼玉県内の農畜産物生産者、製造業者で中小事業者の出展が多かった。来場者は小売業者、飲食店、ホテルなどが中心だ。
給食業界は国産志向
日東食品(埼玉県桶川市)
業務用の冷凍納豆のみ製造している。一般向けの市販は一切ない。ベンダー向けの通販業者が多く来場した。注目されたのはスティック納豆。すでに練り上げて、味付け済みだ。学校給食向けの商品で、簡単に給食などで提供できる。20年以上前から出しているが、いまだに見て驚く人がいる。訴求しきれていないと感じた。ビジネスホテルなどに向けた業務用は、特に有機や国産志向というのはないが、給食では国産を求められる。来場者はコスト意識が高く、高級な納豆は売れない。
安くて味のいいもの求められる
高橋ソース(埼玉県本庄市)
ソースの製造販売。3時間で約50社が来場し、うち2割ほどと商談につながる見込みだ。来場者は外食と問屋が中心で、埼玉県内からの来場が多かった。来場者はコストを気にしており、安くて味がいいものを求める。また、便利なアイテムや有機、無添加なども求められている。
国産材料に評価集まる
ディボーネクラフト(さいたま市)
パンの製造と販売を行う。名刺交換は20人ほどで、埼玉県内の小売店からのイベント出店の誘い、スーパーでの取り扱いの相談が多く寄せられた。埼玉県産のきくらげ入りのパンが関心を集めた。100パーセント国産小麦を使用していることもあり、安心安全という面でも評価された。日持ちするものを求められるが、無添加・減塩なので難しい。