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民泊ならぬ「民パーク」車中泊愛好家から熱視線
- 2017/3/15
「民パーク、絶対はやるよ」と鼻息荒く語るのは、米国のメーカー・エルモンテの販売代理店であるエルモンテRVジャパン(東京都港区)の武原等社長だ。趣味はキャンピングカーでの旅行なのだが、巨大な車を一晩止められる駐車場が少ないのが悩みだという。
そんな中、登場したのが、自宅の駐車場をキャンピングカーのオーナーに時間貸しする「民パーク」だ。敷地の有効活用とともに、地域活性にも生かせるとして、業界団体が提案を進めているという。「車中泊愛好家の苦労をよくわかったサービス」と語る。現在民パークは佐賀県で1事例あるのみ。
民パークの紹介サイトを運営する、くるま旅クラブ(東京都北区)の吉井章二部長によると、古民家などに提案が広がっているという。吉井部長も武原社長と同じくキャンピングカーで旅行をするが、「安心して一晩止められる場所がほとんどない。もっと増えれば地方の観光も活性化すると思うのだが」と意気込みを語る。
国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。