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ビジネス用LINEで社内情報共有
- 2017/3/15
▲ワークスモバイルジャパン(東京都渋谷区)の萩原雅裕執行役員
IT苦手な従業員にも好評
LINEのサービスをビジネス仕様に作り変えたLINEWORKSの導入が進んでいる。LINE(東京都渋谷区)を傘下に持つネイバーグループのワークスモバイルジャパン(東京都渋谷区)が、昨年1月に始めたサービスを今年2月に刷新した。ITに苦手意識が強かったり、IT環境が整っていない企業で導入が進む。
店舗にパソコンが1台しかないような流通チェーンでは、社員メールが開かれず、情報伝達手段が課題だ。LINEWORKSの場合、社用スマートフォンを渡せば情報を個人に送ることができる。リテールテック(7~10日@東京ビッグサイト日本経済新聞社主催)に参加した萩原雅裕執行役員は「PC操作に慣れない社員でも、LINEならば見てもらいやすいといわれる」と話した。
社員に個人のLINEアカウントを聞いていた企業が切り替える事例も多い。個人スマホにアプリをダウンロードすれば、仕事用のLINEが別になる。通常のLINEと同じチャット機能のほかに、メール、カレンダー、ファイル共有などの機能が用意される。料金は機能や容量別に月額300~1200円で販売する。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。