初の幕張メッセ開催 スーパーマーケット・トレードショー

▲レジの製造などを手掛ける寺岡精工(東京都大田区)のブース

面積縮小も出展者数は136社増

一般社団法人新日本スーパーマーケット協会(東京都千代田区)が主催する『スーパーマーケット・トレードショー2017』が15~17日、幕張メッセで初開催された。昨年までは東京ビッグサイトで開催されていたが、今回は会場を移し、昨年を136社上回る2054社・3340小間が出展した。

同展示会はスーパーマーケットを中心とするフードビジネスの流通や店舗開発、メーカーなど関連業者が一堂に会するイベントだ。バイヤーや店舗経営者などが来場し、今回は3日間で延べ8万6768名が参加した。昨年ビッグサイト全館で開催した際の来場者は、3日間で9万518名だった。

会場を変更することで、展示面積は約1万㎡縮小した。出展者の展示内容のカテゴリーごとにレイアウトするなどの会場設定に大きな変化はなかったものの、来場者から好評を博しているバイヤー向け専用ラウンジを設けるなど商談を行いやすい会場づくりを心掛けたことで出展社数は昨年を上回る結果となった。全国各地の自治体や金融機関などが取りまとめた地方企業の出展も多く、全体のうち1494社が同団体経由の出展となった。また、海外からの出展者も昨年から増加し、15カ国・146社となった。

会場が広大であることから、展示会のHPで来場者向けに出展者の社名や商品を検索できる機能も備えた。検索機能は昨年開催時から導入しており、今回は初めて同日開催の併設展の出展者も含めた3800商品の情報やブース位置を検索できるようにしたという。同展示会の開催は今回で51回目。出展者の数は2011年以降右肩上がりで伸び続けている。


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国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平

2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

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