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コンセプトはラスベガス
- 2017/2/8
▲「今年のテーマはラスベガス」と話す水谷明良代表
札束を模した会社紹介資料。カジノのディーラーのような制服に身を包んだ販売員。ブース全体からフィッシングショーの会場に似つかわしくない雰囲気を醸し出していたのは、魚釣り用のルアーを製造・販売するボーズレス(愛知県清須市)だ。
「今年のテーマはラスベガス」と話す水谷明良代表は、消費者に向けたブランディングのために、毎年コンセプトを決めて出展するという。商品のルアーも一筋縄ではいかない。本社のある清須市のシンボル清洲城は、多くの戦国武将を輩出したことから、商品名を「ノブナガ」「ヒデヨシ」「イエヤス」「チャチャ」とした。
ルアーの製造は5年前から始めた新規事業だ。元々は飛行機用の精密部品を作る和田製作所という老舗のメーカーだ。ルアーも最新工学から、魚の自然な動きを再現するよう緻密に計算されている。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。