データ化や工場生産 企業の関心大 @ 農業Week大阪

第3回 農業Week大阪 2019
会期:2019年5月22日(水)~24日(金)
会場:インテックス大阪 4・5号館
主催者:リード エグジビション ジャパン
出展者数:250社
来場者数:1万9255人

生産者や新規参入検討企業のほか、自治体担当者も

 「農業Week大阪」では、農業法人の生産者や、農業に新規参入を検討する企業に加え、自治体担当者の姿が目立った。労働環境を改善するドローンやパワースーツ、工場での生産を支える栽培管理システムの展示エリアでは、説明に聞き入る来場者が多かった。

▲木田屋商店(千葉県浦安市)は自社の植物工場の事例を展示した

 一方で、経験による業務が大半を占めてきた農業を、データ化するハードルは高いようだ。農場の栽培状況をモニタリングするシステムを提供するセラク(東京都新宿区)では、データ化に消極的な農家が多かった一方で、自治体担当者は意欲的だった。「データがあれば次の担い手へつなげることができる。後継者不足を補うシステムに、産地の生き残りをかけているようだった」

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