4K技術の導入、地方はこれから @九州放送機器展

 
  • 2019/9/20
展示会名:第16回 九州放送機器展(QBE)2019
会期:2019年7月31日(水)・8月1日(木)
会場:福岡国際センター
主催:日本ポストプロダクション協会
出展者数:157社
出展者層:映像・音響機器
来場者層:放送技術者、番組制作者

 九州最大の放送機器の展示会「九州放送機器展」では、4K、HDR、IP化などの新技術に対応する機器が、放送局、ケーブルテレビ、制作プロダクションなどの関心を集めた。東京のキー局が4kに対応したため、地方局でも近い将来対応しなければならないという認識はあるが、予算や需要の面で様子を見ているところが大半のようだ。導入方法を検討する関係者の姿は多く、電子応用機器開発の朋栄(東京都渋谷区)、秋山謙一さんは「福岡は4Kを見越して動くところが多いと感じた」と話した。

▲4Kなどの新技術に対応する機器の将来的な導入に向け、技術者らの関心が高かった

 福岡放送(福岡市)は、4K・HDRに対応した大型中継車を展示した。九州の民放局では他に導入しているところがなく、系列局やケーブルテレビの制作関係者らの関心を集めた。「4K・HDRの普及のタイミングと中継車の更新のタイミングが合った。地上波で4Kの放送はまだできないが、今後は増える。他局からも受託してビジネスチャンスを広げたい」(谷口浩司さん)

 従来よりも明るい映像表現を可能にするHDR制作用のモニターを展示したEIZO(石川県白山市)には、番組編集作業に関わる人が訪れた。「4K、HDRについて『まだ早い』という人もいるが、いずれ移行するという認識は皆にある。機材は一定期間で更新するが、移行すればソフトウェアも変わるため、教育が必要になる。更新の時期で悩む会社が多い」(稲熊ふみさん)

 テレビ局向けに気象・防災情報を発信するクロスイメージング(東京都品川区)のブースでは、天気図を立体的な映像で表現する技術に関心が集まった。九州はここ数年豪雨被害が拡大しており、河川の警報など危険性を分かりやすく伝える技術に対する関心が高かった。「報道部門の判断が重要になるようで、決定権を持っているようだった」(山崎未貴さん)


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