パリで始まったベビー・こども服ブランドの合同展示会「プレイタイム東京（Playtime Tokyo）」には、百貨店のバイヤーに加え、アジアを中心に海外の小売バイヤーが買い付けに訪れた。アジアの市場では、子供服においても日本ブランドに対する高い評価が、現時点では得られているようだ。また、出展した60社のうち8割が海外ブランドだった。
　初出展したhitohito（東京都杉並区）は夏至や冬至など1年間を24等分した日本の暦、二十四節気をテーマにした子供服を展示した。百貨店や香港や台湾などの海外セレクトショップが興味を示し、1日に40組程度が訪れた。百貨店のバイヤーから、オリンピックに向けて二十四節気をテーマにした売り場を検討しているという情報を得た。