中国本土のバイヤーは減少も 日本の出展企業は好調 @ 香港フードエキスポ

 
  • 2019/10/7
展示会名:第30回 美食博覧(フードエキスポ2019)
会期:2019年8月15日(木)~19日(月)
会場:Hong Kong Conventionand Exhibition Centre(HKCEC)
主催:香港貿易発展局(HKTDC)
出展者数:約1578社
出展製品:農産物・畜産物・水産物・加工品・調味料・飲料物・菓子など
来場者層:世界各国の食品生産者

 デモが長引く香港で開催された「フードエキスポ」には、日本から274社が出展した。開催期間中にも香港政府発表で10万人、主催者発表で170万人というデモが起こり、ブース出展者からは中国本土を中心とする海外バイヤーの減少を指摘する声が聞こえた。一方で、香港に在住するバイヤーの購買意欲は高く、日本食の人気が続いていることもあり、例年通りの成果をあげる企業も多かった。

▲酒類を扱う貿易会社の昭和商事(岐阜県岐阜市)には
中国や東南アジアからバイヤーが集まった。

空港デモの影響直撃

 夏休み真っただ中で、例年ならばこの時期の香港には世界各国から観光客が集まるが、街を歩いていても明らかに減っているのが分かる状況だった。一方で、現地の生活環境には大きな変化はない。大規模デモが行われる日であれば、午後から商店街が店じまいして、地下鉄、交通機関が一部で運行を取りやめるが、一時的なものですぐに回復した。街中で行われるデモは人数が多かったとしても、大きな混乱に結びつくことはなかった。

 一方で、空港デモは多くの人の生活に影響が及んだ。「フードエキスポ」でも、会期直前の8月9~13日に行われた空港デモの影響で、出展をキャンセルする人や、予定通りスタッフが到着できず少ない人数で切り盛りしなければならないブースが目立った。

日本食ブームは、なお健在

▲ヤマトホールディングス(東京都中央区)は、日本の食品生産者と香港の飲食店をつなぐ事業をPRした。

 6回目の出展となったヤマトホールディングス(東京都中央区)では、前年よりも商談の数が増えた。会場では、香港の飲食業と日本の食品生産者をつなぐマッチング事業のアピールに力を入れた。現地の輸入商や香港にある日本料理店のシェフが集まった。例年は、ブースに訪れるバイヤーの7割が香港在住の人で3割が中国本土から訪れるが、今年はほとんどが香港人だった。


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