人手不足を機械で補う[口コミ] @FOOMA JAPAN 国際食品工業展①

 
  • 2019/10/5
展示会名:第42回 FOOMA JAPAN 2019 国際食品工業展
会期:2019年7月9日(火)~12日(金)
会場:東京ビッグサイト 西・南展示棟
主催:日本食品機械工業会
出展者数:688社
出展者層:食品製造・加工、包装、原料処理、エンジニアリング・ロボット、衛生対策・管理
来場者層:食品製造・加工、商社、食品関連機械・装置メーカー

 食品用製造機械の展示会「FOOMA JAPAN(国際食品工業展)」には、従業員確保のために労務環境に優れた新工場をつくりたいという食品メーカーや、長年手づくりしてきた作業の一部を機械に代替しようと考える中小の和洋菓子メーカーなど、人手不足の対応策を求める人の姿が目立った。数年前に比べて、来場者数が大きく増えたと話す出展企業が多く、経営課題を機械に求める食品業界の現状を反映していた。


パッケージ業界にも省人化の流れ

シール栄登(大阪市)

 既存顧客である食品工場を中心とした来場者が訪れた。袋を自動的に熱溶着し、同時に賞味期限や消費期限の印字も行うことができる機械を展示した。

 近年では印字品質も大事な要素で、衛生面への配慮も求められるようになった。海外へは、日系企業向けの出荷は行っているが、現地企業への販売は、代理店を探すところからになりそうだ。


異物混入防止、AIで

冨士製作所(群馬県藤岡市)

 生麺や乾麺の製造設備の製造・販売を手がける。展示会の初期のころから出展している。最近は、衛生面・安全面への配慮から、異物混入防止など各種検査に尽力している。

 今回は、AIを用いた異物混入防止システムを紹介。カメラですべてのNGパターンを反映させて異物混入を防ぐシステムはあるが、パターン入力に手間がかかる。AIを用いれば学習させたことを応用していくので、手間をかけずに精度が高まり、また導入することで大きな省人化にもつながる。

 来場者の大半は食品メーカーと飲食店経営者だった。ノンフライ麺の製造機器の需要が海外で高まってきており、国内での新規はほとんどなく、半分は海外輸出だ。化粧品メーカー、工業分野からの相談もあり、食品業界以外の需要の高まりも感じた。


可視化に大きな需要

ケーメックス(東京都千代田区)

 食品製造機械の中に組み込まれる海外メーカー製の部品を扱う商社。この展示会へは4回目の出展となり、ブース来場者の多くは食品機械メーカーで、出展者の来場も多かった。

 国内製の食品機械を海外に売り出す際に、海外規格を取得しているケーブルやコネクタを用いていれば、輸出に有利に働くことから、取り扱っているケーブルやコネクタなどの需要も高まってきている。安全性の向上や省人化の面で、耐水・耐油性のある製品が非常に人気だ。

 今回最も関心を集めたのは、インターネットを用いて製造工程を可視化する製品。スマホなどの端末から、食品機械の稼働状況を確認できるもので、工場に導入したいとの声が非常に多かった。前回も同様の製品を紹介したが反応はいまいちであった。


出展者の口コミ、続きはコチラ 


この記事が掲載された、新聞紙面のPDFはコチラ(1頁100円で販売中)会議や資料にご利用ください。

関連記事

国内外の展示会を取材する
展示会専門紙
国際イベントニュースとは
私たちが展示会に注目する理由とは...。国際イベントニュースが取材する情報をご紹介します。

◀お知らせ▶
2020年2月から月1回発行
今回どうだった?
出展者に聞いた展示会の口コミ
人が集まるブース特集
記者の目にとまった人が集まるブースを紹介
自治体の出展戦略
自治体が出展!その目的は?
海外展示会挑戦記
海外展示会に挑戦する企業に聞いた
海外展示会レポ
現地記者が海外展示会を取材。海外トレンドをお届けします
イベント人物図鑑
展示会で出会える人を紹介します
国内展示場小間数ランキング

ブース・人材・運営・サポート企業

医療インバウンド
ページ上部へ戻る