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医薬品の保管施設での事故きっかけに新設相次ぎ商機拡大[口コミ]@インターフェックス Week 前編
- 2019/10/6
会期:2019年7月3日(水)~5日(金)
会場:東京ビッグサイト 西・南展示棟
主催:リード エグジビション ジャパン
出展者数:1280社
来場者数:4万2057人
医薬・化粧品の原料や研究開発、機器、システム、技術が一堂に会する総合展、「インターフェックス Week」。来場者は医薬品・化粧品・洗剤メーカーにおける製造・生産技術者、工場管理者、研究開発者、購買・施設担当者、品質管理者、情報システム担当者らが中心となった。厚生労働省による医薬品の適正流通の強化や、保管施設での事故の発生や再生医療への注目などを受け、問題解決へとつながる製品、サービスが多数展示された。
大手メーカーが来場

チノー(東京都板橋区)
医薬品の品質向上、トラブル防止のため、保管・運搬中の状態管理を徹底する必要性の高まりから、運搬時の温度を確認・記録する機器が注目を集めた。
今回の展示会では、来場者の求めているものが分かりやすく、対応が容易であった。医薬品メーカー・物流関連の企業が来場者の大半を占めた。
パッケージに一工夫

富山スガキ(富山県富山市)
2017年の薬品偽造問題に対する厚労省の改善指導に対応する製品を提案した。
医療薬品は一般には渡らず、薬剤師のみが扱うものであるため、10年ほど前までは消費者の使用感は重要視されることがなかった。しかし、ジェネリック薬品の台頭により薬品の数が増加し、薬剤師が消費者の使いやすさを追求するようになり、業界全体でパッケージの強化が進む。
8回目の出展。消費者の声を直接聞けるため、新製品を開発してお披露目するサイクルができている。
品質管理用の装置に関心大

ホソカワミクロン(大阪府枚方市)
この展示会には10年近く出展していなかったが、医療関係の仕事が増え、2年連続で出展した。粉砕機、乾燥機などの混合機メーカーとして「粉体工業展」では知名度があるが、医療・化粧品の分野では知名度は高くないので、まだまだこれからだと思う。
原薬を粉砕する機器を主に展示し、インターネットで機器に異常がないかをチェックする装置に関心が集まった。これにより生産手順の最適化、機械故障予知につなげることができる。
会場が西と南に分れたせいか、来場者が少なく感じる。
脱プラスチック、影響なし

シロウマサイエンス(富山県下新川郡)
近年、脱プラスチックが世界的なトレンドとなっているが、医薬品や化粧品の分野の容器に関してはほとんど影響がないようだ。むしろ、ガラス製からプラスチック製への移行が進んでいるものもあるほどだ。ガラス製と比べると、軽量で強度の高いプラスチック製は、容器の分野では人気が高い。ブースには化粧品メーカー、資材メーカー、製薬会社などが来場し、満足度もそれなりに高いが、前回と比べ客足の減少を感じた。
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