食品バイヤーの関心 味と価格以外にも @ファベックス(FABEX)

 
  • 2019/6/10
展示会名:第22回 ファベックス(FABEX)2019
会期:2019年4月17日(水)〜9日(金)
会場:東京ビッグサイト 西1〜4
主催:日本食糧新聞社
出展者数:917社(併催展含む)
来場者数:7万8024人
併催:デザート、スイーツ&ベーカリー展

人員不足に対応する食材に注目

 中食・外食産業ビジネスのための商談展示会「FABEX」では、調理現場の人員不足を補う食材や、植物由来の資源から作られた容器など、味や価格以外の要素で来場者を集めるブースが目立った。

▲フリーズドライ製品は調理現場の人手不足解消に一役買っているというアスザックフーズ(長野県須坂市)

 フリーズドライ・乾燥野菜を製造販売するアスザックフーズ(長野県須坂市)には、調理現場の人手不足に困る外食や介護業界向けの給食会社などが訪れた。調理時間を短くするために、乾燥野菜を使ったメニューを、朝や週末など調理人員の確保が難しい時間帯に取り入れる事例が多いという。「以前は乾燥野菜を使うことに抵抗感を持つ人が多かったが、最近は減っている」(森山玄さん)

 食品添加物などを製造販売するユニテックフーズ(東京都中央区)には、「カツサンドを作る時にパンに染み込まないソースが欲しい」「触っても、ベタベタしないポテトチップスをつくりたい」といった相談が寄せられた。ソースについては白キクラゲから抽出した多糖素材で解決できるため、会場で商談が進んだ。

 製茶問屋の小柳津清一商店(静岡市)では、海外観光客を取り込みたいカフェや飲食店から抹茶メニューを手軽に取り入れるための商材が求められた。水に溶けやすい「水割り抹茶」が注目を集めた。抹茶の人気はオーストラリア、グアム、中国、ベトナム、タイなどにも広がり、海外バイヤーも複数訪れた。

 通販カタログに掲載する商材を探しに来た読売エージェンシー(東京都千代田区)の相澤宏仁さんは、会場で梅干しと米に注目したが、思ったほど合致する商材には出合えなかった。高齢者層が中心の通販カタログ顧客層に対して、展示された商材の多くが若者向けだったからだ。商品単価も求めていたよりも低かった。購買意欲のある高齢者が多いので多少高くても問題はない。通販で人気の商品はリピートできるものか希少性の高いもののどちらかだ(相澤さん)

 食品容器を製造販売するシンギ(広島市)には、「環境にいい容器はないか」と探しに来る来場者が多かった。世界一成長の早い木材や、廃棄物であるサトウキビの搾りかすを使った食品容器に注目が集まった。


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