食品工場や飲食店 人手不足を機械で補う @ FOOMA JAPAN

 
  • 2019/8/10
展示会名:FOOMA JAPAN 2019(国際食品工業展)
会期:2019年7月9日(火)~12日(金)
会場:東京ビッグサイト西・南
主催:日本食品機械工業会
出展者数:688社

 食品用製造機械の展示会「FOOMA JAPAN(国際食品工業)」には、人手不足の対応策を求める人たちが集まった。従業員確保のために労働環境に優れた新工場をつくる食品メーカーや、長年手づくりしてきた作業の一部を機械に代替しようと考える中小の和洋菓子メーカーなどだ。数年前に比べ、来場者数が大きく増えたと話す出展企業が多く、経営課題の解決を機械に求める食品業界の現状が現れていた。

▲東亜工業(浜松市)では包む作業と焼く作業を自動化する餃子製造機が売れている。

 食品工場を設計、建築する三和建設(大阪市)には、従業員が働きやすい工場をつくりたいという相談が増えている。最近、社員50人程度の企業から、生産能力を増強せず、労働環境を改善するためだけに10億円強を投資して新工場を建てる案件を引き受けた。工場の外観にこだわる企業も多くなった。従業員を確保するために手を尽くす企業の実態が現れている。

 昔ながらの手作りにこだわる経営者が多い和菓子や洋菓子の業界でも、人手不足をきっかけに機械の導入を検討する企業が増えている。製菓用の機械メーカー、飯田製作所(東京都台東区)では、複数の職人が手仕事で行っていた作業の一部を機械に置き換える提案を求められることが多い。「毎年1月に繁忙期を迎える。クリスマスのあまりの忙しさから、年明け仕事を辞める人が多いからだ」(飯田勉社長)


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