研究者や技術者多く集まる[口コミ] @OPIE

展示会名:OPIE
会期:2019年4月24日(水)~26日(金)
会場:パシフィコ横浜
主催:(一社)OPI協議会
出展者数:405社
来場者数:1万6709人
構成展示会:レーザーEXPO、レンズ設計・製造展、赤外・紫外応用技術展、産業用カメラ&アドバンスドイメージングEXPO、宇宙・天文光学EXPO、ポジショニングEXPO

 「OPIE」はレーザー・光技術の専門展だ。国際会議「OPIC」も同時開催されていることから、世界各国から研究者や技術者が参加するという。これまでは「レーザーEXPO」「レンズ設計・製造展」「赤外・紫外応用技術」「宇宙・天体光学EXPO」「ポジショニングEXPO」の5展で構成されていたが、今年から新たに「産業用カメラ&アドバンスドイメージングEXPO」が新設。自動運転用車載カメラやロボットカメラなど産業用カメラが急速に発展していることが業界の追い風となっているという。


車載カメラの需要高まり感じる

京立電機(東京都狛江市)

 カメラの測定器を販売している。セキュリティカメラと車載カメラの需要が伸びており、今回の来場者もそのいずれかの関係者が多かった。セキュリティ関連は以前から伸びていたが、車載カメラ関連の需要が増えてきたのはここ2~3年。ドライブレコーダーや自動運転用カメラはもちろん、運転手を監視するためのカメラも使われはじめている。

 「CP+」より「OPIE」の方がBtoB寄りなので、反響もある。今年は天候が悪かったせいか、来場者が少ないように感じたが、マイナスとは思っていない。来場者が求めているのは性能の高さだ。だからこそ、我が社では高性能、品質向上につながる検査や評価装置を提供するよう心がけている。


3日間で名刺交換100枚ほど

竹中システム機器(京都市)

 可視光の産業用カメラの製造を行っているが、この展示会に出展するのは初めて。「国際画像機器展」にはこれまでも出展してきたが、また別の客層が集まっているようで、この展示会で初めて出会う人も多かった。ただ、海外からの来場者は国際画像機器展の方が多いと思う。名刺交換できた人数は3日間で100人程度。「国際画像機器展」も同じくらい。

 産業用カメラで今求められているのは、画素数だ。以前は200~300万画素のカメラが利用されていたが、今は産業用でも1200万画素の高解像度カメラが登場してきている。製品に傷がないか、部品にほこりが付いてないかなど、撮影した画像をパソコンに取り込んでAIやディープラーニングでチェックする。外観検査や自動車製造などに利用されている。

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