出展者の半数が海外 国内企業は撤退傾向[口コミ]@国際 文具・紙製品展 ISOT 前編

 
  • 2019/10/20
展示会名:国際文具・紙製品展 ISOT
会期:2019年6月26日(水)~28日(金)
会場:東京ビッグサイト 西展示棟
主催:リード エグジビション ジャパン
出展者数:340社
来場者数:4万9048人(同時開催展含む)
同時開催展:ライフスタイル総合EXPO

 「国際文具・紙製品展 ISOT」は文具業界の総合展だ。文具店や雑貨店、書店、百貨店などの他、卸業者などが多数来場し、新製品の仕入れやOEMの商談などが行われている。近年は海外からの出展・来場が増加しており、出展者の約半数が海外企業となっている。今年6月に開催された際には、台湾が約20小間、中国が約40小間と、10小間のブースのパビリオンを築いていた。一方、国内の文具メーカーの参加意欲は減少傾向だとの声もある。


大手不参加で縮小感も

カール事務器(東京都葛飾区)

 文具や事務機器の開発・製造に携わる。文具の展示会としてはここだけに絞っている。2年前までは「ギフト・ショー」にも出展していたが、あちらは来場者層が広すぎる。ただ、こちらも大手メーカーが出展しなくなり、規模が縮小しているように感じる。大手は自社でプライベートショーを開くことが増えている。海外からの参加も増えている。多くの人が日本製かを聞いてくるので、海外はやはりメイドインジャパンを求めているのだと感じた。


盗難に注意が必要

日販アイ・ピー・エス(東京都文京区)

 出版物の取次会社「日販」のグループ会社。文具展としては日本最大級で新規客とも多く出会えるので満足度は高い。今年は入り口に近いので、いい場所だ。

 ただ、情報収集のみを目的とした来場者も多い。特に海外の人は、露骨に商品の写真を撮るだけで、商談しない人も多い。また、展示品の窃盗も多いようだ。実際、万年筆が数本紛失した。会場内には警備員も配置されているが、完全に防ぐのは難しいだろう。


大手との取引につながった

アーツ (大阪府吹田市)

 今年で3回目の出展だが、大手との出会いがあるのが魅力だ。初出展ではイトーヨーカドーに声をかけてもらい、取引につながった。他には有隣堂やサンドラッグなどとも同展での出会いをきっかけに取引につながっている。今年はコストコの担当者とも出会えた。我が社は名刺や封筒、チラシなどの印刷を行っており、年賀状を出展したが、新規参入の少ない業界だったことも好影響だったと思う。


中国人の来場者が多かった

ファースト・アロー(東京都武蔵村山市)

 雑貨の卸をしており、初出展だ。海外からの来場者、特に中国人が多い。輸出入関連に携わる来場者も少なくなかったのが意外だった。日本で企画して中国で生産した商品を、さらに他国へ輸出するというケースもあるくらい、日本ブランドは海外で強いようだ。メイドインチャイナと分かっていても、デザイン性が良ければ海外での需要があるのだと分かった。

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