中国本土に顧客持つ個人バイヤー集まる @ ソーシャルバイヤーEXPO

 
  • 2019/5/25
展示会名:第3回 ソーシャルバイヤーEXPO 2019春
会期:2019年5月18日(土)
会場:池袋サンシャインシティ
主催:トレンドExpress
出展者数:22社
来場者数:1000人

大半は在日の中国人

 日本で商品を購入し、SNSなどを使って中国本土の消費者に販売する『ソーシャルバイヤー』を集めた「ソーシャルバイヤーEXPO」には、主婦や学生ら日本在住の中国人を中心に1000人が集まった。ソーシャルバイヤーの多くは個人事業主だが、本土に多くの個人顧客を持っており、5000人以上の取引相手がいる人もいる。特に、化粧品や日用品が人気で、日本のメーカーも無視できない市場となっているようだ。

▲U STYLE(東京都千代田区)のブースにも主婦や学生のソーシャルバイヤーが訪れた

 クレンジングやピーリングなどの化粧品を扱うU STYLE(東京都千代田区)は松雪未央社長が中国のSNS、微信(WeChat・ウィーチャット)でこの展示会を知り出展を決めた。ソーシャルバイヤーとの連絡や契約書の取り交わしにウィーチャットを使用する。「中国でも良い商品と認めてもらうことが売り上げを伸ばす近道」という考えのもと、KOL(Key Opinion Leader・中国版インフルエンサー)にプロモーションを依頼をすることはない。中国現地での販売は代理店に任せており、日本の小売りから中国に流れる商流の対策だけ自社で行っている。

 スキンケア商品のウェーブコーポレーション(大阪市)には、20~30代の女性バイヤーが多数訪れ、商品の取り扱いを希望する声も寄せられた。人気があるのはアンチエイジング商品で、特に「部分的シートマスク(アイマスク)が売れている」(中山優宇さん)という。 

 健康食品も人気だ。サラヤ(大阪市)は、自然派甘味料『ラカント』シリーズを紹介した。中国では近年、肥満を問題視する人が増えており、「ダイエットに使えるか、糖尿病患者でも使えるかなどの質問があった」と林凰嬌さんは話した。来場者は化粧品や目薬、ベビー商品を多く購入したという。

 会場内には次なる人気商品を求めて多数のバイヤーが訪れた。中国から来場した馮(ひょう)さんは「バイヤー同士で交流し、お互いのノウハウを勉強できるのがこの展示会の良いところ」と話した。

 中国では今年1月、EC(ネット通販)を規制する「中国電子商取引法」が施行されるなど、市場の整備を進めている。商品を販売するメーカー、輸入代行業者にとっても対策が必要で、電子商務法に関するセミナーを聴講するために来場する人も多かった。


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