HR EXPO

開催概要
展示会名:第13回 総務・人事・経理ワールド
会期:7月11日(水)~13日(金) 会場:東京ビッグサイト
主催:リードエグジビションジャパン
併催:「第13回 オフィスセキュリティEXPO」「第12回 オフィス防災EXPO」「第9回 省エネ・節電EXPO」「第8回 オフィスサービスEXPO」「第6回 HR EXPO(人事労務・教育・採用)」「第5回 働き方改革EXPO」「第3回 会計・財務EXPO」「第1回 福利厚生EXPO」
出展者数:約850社 来場者数:6万1286人

来場者数が前回から1万5902人増加した。リード社が主催するものの中でも、伸び率は突出している。長時間労働抑制策や労働安全衛生法の強化により、人事労務支援、福利厚生などの注目度が高まり、職場の課題を解決するサービスを見に多くの人が集まった。企業、自治体、官公庁、工場、病院、学校における経営幹部、総務、管理、人事担当者など。オフィスセキュリティ、防災、省エネなどの分野に工場長や経理部長といった決裁権を持つ人が、人事労務・教育・採用支援などの分野では人事部、総務部の担当者が情報収集も兼ねて来場するケースが目立った。

HR EXPOどうだったの？？
出展社に聞く『今回、どうだった？』
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カケハシ スカイソリューションズ(東京都新宿区)

ブースを装飾 効果大

採用支援や、社員研修など。創業2年目から7回連続。今回初めてブース装飾に力を入れ、引き合い増えた。社名を出さず取り組みをPRした。来場者が自分の話をしてくれた。ブース来場者の数は他の展示会に比べて2倍以上。大阪と名古屋の「HR EXPO」「ヒューマンキャピタル」にも出展。東京会場は一都三県が多いものの、全国から来る。大阪会場は地元の企業が多い。

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ヴァル研究所(東京都杉並区)

費用対効果は3倍

経路検索の「駅すぱあと」の開発会社。8回連続出展。毎年、商談につながる率が高く、売り上げもよい金額になる。3倍くらいの費用対効果あり。他の展示会は、単価の安い製品を紹介するので、トントンになれば御の字。ブースの装飾は抑えて商品力で勝負する。人事系の展示会は、我々の製品が合致しやすく来年も出る。「JapanITWeek」「ITproExpo」などにも出る。

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豊田ハイシステム(愛知県刈谷市)

次回も出展したい

VRを使ったオフィス見学サービスを展示。初出展。大学生向けの企業説明会など、新卒採用で大学にVRを見せる。競合商品がなく注目集めた。150人と名刺交換できればと思っていたが、3日で300人を超えた。集客できることがわかったので、次回も出展したいと上長に伝えたい。「設計・製造ソリューション展」「リテールテックJAPAN」に出た。

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HRBrain(東京都港区)

いきなり商談から始められる

人事評価クラウドサービス。初出展。密度の濃い商談ができている。普段は、問い合わせをもらってから商談だが、いきなり商談から入れる。熱量も高い。来年も申し込んだ。自分たちの準備不足があった。説明用のPCが5台では足りなかった。初日は、午前中にいきなりピークを迎えた。最終日だと午後。閉館間際にも意外と人がいる。他の展示会には出ていない。

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トレノケート(東京都新宿区)

場所がよく昨年よりも手応え

IT、プロジェクトマネジメントなどの研修業務。3回目の出展。場所がいいところが取れたので、昨年に比べてよかった。見込みのある名刺獲得数は500件を超えた。昨年は人の流れがあまりないところだった。場所が大事なのだと改めて学んだ。「クラウドEXPO」「ヒューマンキャピタル」にも出展。アマゾンの認定トレーニングをやっており、アマゾンブースで出展した。あとはITベンダーのイベントに参加する。

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エスプール(東京都千代田区)

パート採用サービスには不向き

人材派遣・アウトソーシングなど。2回目の出展。アルバイト・パート採用のサービス。うまくいっていない。今年で最後にしようと話していた。見込んでいたターゲット層と出会えていない。「外食ビジネスウィーク」の方が合っている。小規模でピンポイントにターゲットに出会える展示会に出ようと考えている。

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リクルートマーケティングパートナーズ(東京都品川区)

内容の濃い商談ができた

学生の進路や学習をサポートする「スタディサプリ」をPR。初出展。来場者の質がいい。名刺交換の目標枚数を一日100枚に設定したが、やや達せず。だが、内容が濃い。他は人事系のイベントなど。

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スギタプリディア(大阪府大阪市)

大阪に比べて大手の来場者が多い

広告企画・制作、ブランディング、各種販促ツールなどの制作。2回目の出展。最初は大阪の「HR EXPO」に出展。反響良く東京も出た。大阪は深く興味を持つ人が多く、東京は資料だけもらう人が多い。イラストを打ち出したので、目に留まると言ってもらえた。大阪に比べ、大手の担当者が多い。次の商談に進めそうな話が件以上ある。個人的にはすごく良かった。満足度は点。大阪の展示会がメイン。マイドームおおさかの「新価値創造展」「テクノロジーフェア」など。

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小林労務(東京都千代田区)

大きいブースの近くがいい

オンライン申請システム。4回目の出展。商品認知が進んだと感じた。マイナンバーが始まり、電子申請の義務化が近づいたことも要因。満足度は点。来年の契約も終えた。入り口近くに場所を取れた。小さいブースが密集しているよりも、大きいブースに近いほうが開放感があり、来場者も多い。

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ユニオンテック(東京都新宿区)

経営者少なく商談つながらず

店舗やオフィスのデザイン・設計・施工。初出展。働き方改革に注目が集まってるので、出展しようと考えた。経営者が直接来るわけじゃない。労務、人事担当者が市場調査に来るケースも多く、商談になりづらい。高額商品、経営者決裁のものなので、どうつなげていけばいいか難しさや疑問を感じる。お祭りという要素が強く、結果的に契約につながったらいいくらいの印象を受けている。労務、人事担当者からどうやって経営者に持っていくかは、やってこなかった部分。今まではじかに経営者にアプローチをする営業だった。他は「ビューティーワールドジャパン」。決裁者が多い。イベントや展示会が必ずしも最適な方法とは思っていない。