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【365】会社・上司との信頼関係が社員の定着率を左右する
- 2018/8/24
- テレワーク / リモートワーク, ベトナム
複数の企業から新入社員が集められ、合同の入社時研修を行った。参加者は120人。1年後、久しぶりに集まろうと声をかけたら、元の会社に残っていたのは42人だけだった。参加者の一人で企業と在宅ワーカーをつなぐ仕事に就く冨田梨紗さんは「新卒社員は辞めるものと思った方がいい」と話した。
国民平均年齢30歳のベトナムでも、離職率の高さが進出企業を悩ませる。新卒よりも中途の方が優遇されるため、1年で転職し給料を上げるのがトレンドらしい。ここでも新卒社員は辞めるものという認識が広がっている。だが、現地で進出企業の採用を支援するコウェルの吉田謙取締役は「彼らが退職するのは将来のキャリアプランを描けないからだ」と話す。
「続くかどうかはマネージャーの腕による」と口をそろえた二人。会社や上司との信頼関係が社員の定着率を左右するのは、世界共通のようだ。
国際イベントニュース編集長 東島淳一郎
2009年全国賃貸住宅新聞社入社。劇団主宰者から銀行勤務を経て30歳で記者に転身。7年間の記者生活を不動産市場で過ごす。2016年9月、本紙創刊とともに現職。
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