▲閉塞感や息苦しさを払拭したブース

円柱を並べて閉塞感を払拭【集まるブース】

昭北ラミネート工業
(富山県富山市)
森野映介次長()

「インターフェックス」で医薬品包装材の製造技術を見せた昭北ラミネート工業(富山県富山市)は、ブースの壁代わりに円柱を並べ、閉塞感や息苦しさを払拭(ふっしょく)、見通しがよくなり、開放感が生まれた。小間の位置が大きな通路に面したこととの相乗効果で、前回に比べブース来場者が増えた。10人のスタッフが通路で声がけし、興味を持った来場者を中に誘導。来場者に必ず人を付け、新規顧客の開拓につなげた。

デザインにはコーポレートカラーの青と、緑に囲まれた富山県をイメージして緑を採用した。ブース施工は宝来社(同富山市)で、制作費は、展示物のサポートも含めて約400万円だった。

展示した商品は薬を指で押し出す包装材だ。今回は、耐久性が強いもの、オンデマンド印刷できるものなどを並べた。これらの多くは、前回出展した時に顧客から指摘された意見をもとに改良したものだ。「新規顧客開拓のために出展してきたが、商品開発にもつながる」(森野次長)

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