「修学旅行、戻ってきて」九州観光推進機構が代理店へPR

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(一社)九州観光推進機構(福岡市)は1~3日、全国の旅行代理店などを招待して防災学習プログラムなどを視察するセミナーツアーを実施した。県内の阿蘇地域や大分県の別府などを巡る行程で、グリーンツーリズムの体験や干潟体験などさまざまなプログラムが行われた。熊本地震によって落ち込む修学旅行需要を取り戻すための試みで、約名が参加した。

同セミナーは昨年2月に続き2回目の開催。1日には熊本地震の被害を受けた阿蘇火山博物館の視察が行われた。参加したのはJTBやHISなどの大手代理店6社だといい、同博物館で活用予定の地震や噴火発生時に取るべき行動などをまとめたプログラムを体験受講した。

同機構によると中学校の修学旅行の旅先は3年先まで決まっているといい、熊本地震が発生した2016年以降は安全確保などの理由から県内への旅行数が減少していた。こうした観光客の減少に歯止めをかけるために割引制度を導入するなどしたものの、同機構の調べによると16年4~9月の修学旅行の延べ宿泊数は対前年比で60%まで落ち込んでいた。
同機構の宮原珠美氏は「実際の体験を通じた学習プログラムを提供することで、生徒たちにリアルな災害知識を身に付けてほしい。また同時に、震災から約2年が過ぎ、地元が安全に復興を続けていることもPRしていきたい」と話し、失われた活気を取り戻すことにつなげたい構えだ。


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p1050331 国際イベントニュース 編集部 長谷川遼平
2012年入社。賃貸住宅に関する経営情報紙『週刊全国賃貸住宅新聞』編集部主任。起業・独立の専門誌『ビジネスチャンス』にて新市場・ベンチャー企業を担当。民泊やIoTなど、新産業を専門に取材中。

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