小規模飲食店の悩みは人手不足と集客策 移動販売車にも関心 @外食ビジネスウィーク

 
  • 2019/10/27
第4回 外食ビジネスウィーク 2019
会期:2019年8月27日(火)~29日(木)
会場:東京ビッグサイト 南1~4
主催:外食ビジネスウィーク実行委員会
出展者数:600社
出展者層:ラーメン店、中華料理店、そば店、うどん店、居酒屋、バル、焼き肉店、焼き鳥店、日本料理店、割烹、料亭、寿司店、カフェ、大手チェーンから個人店まで幅広い外食事業者

調理時間を短縮する技術に注目

 外食産業向けの食品、飲料、設備、サービスが展示された「外食ビジネスウィーク」では、小規模飲食店経営者の来場が目立った。競合店の増加で集客対策の相談に訪れたり、人手不足対策として調理時間を短縮する技術を探す人の姿もあった。また、新しい業態に活路を求め、移動店舗システムを展示したブースに多くの人が集まった。

▲ラーメン店の経営を支援する天辺ダッシュカンパニー(茨城県つくば市)には人手不足対策を求める人が訪れた

 ラーメン店を経営支援する天辺ダッシュカンパニー(茨城県つくば市)には、人手不足の対策の相談に訪れる人が多かった。10時間程度かかるスープの炊きこみ時間の短縮や、高齢の経営者が体の負担を抑えて仕事を続ける方法について相談に訪れた。店舗数を増やしたいという相談も多かった。「2店舗までは店でスープや麺をつくれるが、3店舗以上になると管理が難しい。センターキッチンを設けるか、各店舗に任せるか、業者に委託するかの選択を迫られる」(飯山勝也取締役)

 グーグルマップに表示される店舗検索サービスを展示したH2(東京都港区)には、ネット広告では集客につながらないという相談が集まった。口コミサイトに競合店の広告出稿が相次ぎ、反響を得にくくなっているからだ。グーグルマップへの外国人旅行者の投稿をきっかけに、外国人客が急増した店舗もあるという。


移動販売システム、注目集める

▲移動販売車のシステムを展示したオートアシスタ(さいたま市)には店舗経営者が多数来場した

 会場で注目を集めたのは移動販売車だ。移動販売車を販売するオートアシスタ(さいたま市)には、ラーメン、うどん、焼き鳥など、すでに店舗を持つ飲食店経営者が来場した。固定店舗の成長に限界を感じている人が多く、「東京オリンピックまでに始めたい」という相談が多かった。「会期中の成約こそなかったが、3~4カ月の営業活動に匹敵する。多くの商談につながった」(能登耀士さん)

 海外進出が相次ぐ飲食業界に注目して出展した、業務用冷凍冷蔵庫を製造する福島工業(大阪市)は、アジア進出サポート事業をPRした。だが、小規模店舗の経営者の反応は良くなかった。「サポート実績ではチェーン店が多いこともあり、来場者層との間にズレがあった。海外も香港やシンガポールは日本食レストランが飽和気味で、フィリピン、インドネシア、ベトナムなどを狙う企業が増えている」(島正人さん)


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