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【集まるブース】中学校の技術教室をイメージ
- 2018/7/3
▲ソフト導入後の教室がイメージしやすいブース
授業での採用を目指す
設計図を簡単に作ることができるソフト「caDIY3D(キャディースリーディー)」を展示した日本マイクロシステム(鳥取県米子市)は、「教育ITソリューションEXPO」で、木造の壁紙を一面に張り巡らせて、中学校の技術教室をイメージしたブースを作った。技術家庭の授業で導入されることを目指したからだ。出展の意図やコンセプトを伝えることを重視した。ブースで用いた椅子も、本社の鳥取で自作したものをPCなどの備品と共に、ヤマト運輸のチャーター便で送った。ブース施工費は約50万円。施工会社はビジネス・アート(東京都江戸川区)だ。
もともとDIY向けに開発されたソフトは8000円で売り出され、これまでに2000本が売れた。CADだと30分かかるような棚の設計図が、「caDIY3D」ならば1分でできる。あらかじめ資材が登録されており、それを画面上で組み合わせるだけなので、初心者でも簡単に使いこなせる。
PCでイメージするものを組み上げると、自動で寸法が表示される。あとは材料を購入してつくるだけだ。「CADで設計すると大変なので、それで達成感があるのか実際につくらないケースも多い。弊社では作る過程を楽しんでほしいと考え、設計を可能な限り楽にした」(開発部責任者尾見賢司さん)
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